2010年09月13日

鴨川ホルモー

最近また、DVDだけでなく読書のペースがかなり高くなっており、毎日1冊ペースで読んでしまう。

今回は個人的に何度目かのミステリブームで、ミステリばかりをひたすら読み漁っていたのだが、めぼしい作品をついにすべてチェックしてしまったので、ついに他ジャンルにも手をのばした。

映画化までされたので今更なのだが『鴨川ホルモー(万城目学・著)』には腹を抱えて笑った。
映画のほうは未見で、この世界観をどんなふうに映像化したのか興味があるが、あの、人を食った独特な文体は小説でしか味わえないだろう。
大学の同級生に向かって「一服の茶を所望できないだろうか」という口調で会話することなど、最初はねえよと思ったが、よくよく考えれば確かにそういうノリになることもある。
あるが、よりによってそのノリで小説を書くだろうか。悪ふざけもいいかげんにしてもらいたい。
万城目学によって、小説における口語体は、また新たな領域を獲得したと言ってもいい。

レナウン娘のくだりでは本当に「ブッ」と音を立てて噴き出してしまい、電車の中でなくて良かったと胸をなでおろした。
posted by ハジメ at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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