2010年07月09日

湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳

表題のとおり、非常に長いタイトルのゲームをプレイした。

合う人と合わない人があると思うが、僕にはまるで合わなかった。
そもそも推理アドベンチャーに見えてまったく推理するパートがなく、1ミリもおもしろくない掛け合いをえんえんと見せられるだけの作業であり、これをゲームと呼ぶかどうかははなはだ疑問だ。
最後には「この中にいる誰かが真犯人だ!」という一見すると推理モノっぽい展開になるが、肝心の犯人を指摘するのが主人公ではないため、プレイヤーは最後までただただ物語を読み進めるだけである。
しかもその犯人当ての根拠は、状況証拠から構築した推理などではなく、単に犯行を目撃したからというあまりに元も子もないものであり、だったら最初から言えよなどとツッコむ気力すら残らない。
ゲーム内で殺人が一切起こらないというのもミステリファンとしては許しがたい(より正確に言えば起こるには起こるが、10年以上も前の殺人であり、とある人物の口から告白として描写されるのみである)。

唯一ともいえるセールスポイントは、実写を使って実在の観光地を巡るという点である。
旅館や店舗も実在の場所が使われているため観光ガイドという使い方もできるわけだが、それゆえに殺人描写がなくなったのだというオトナの事情を思うとデメリットのほうが大きい気もする。
登場人物も実写であるが、全員が失礼ながら素人に毛が生えたレベルの無名役者たちなので、そのルックスや演技についてここで酷評するのもためらわれる。
ためらわれるが、アイメイクだけバッチリで丸顔ブタ鼻シャクレの彼女が、モデル役として美人を装ってることだけはどうしても我慢ならなかったので書くつもりはないが書いてしまったすまんすまん。

ちなみに主人公はフリーライターなのに「月給が安い」「残業代が出ない」などと文句を言うシーンがたくさん出てきて「ん?」となっていたところ、とどめに「私の所属する編集プロダクションが」などと言い出すので完全にフリーライターではないことが確定するのだが、もしかしたら世間のフリーライターに対する認識なんてこの程度なのかもしれない。
僕なんかフリーターと間違えられたことが少なくとも10回以上ある。
posted by ハジメ at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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