2008年01月16日

スラム

都心ではだいぶ減ってきたとはいえ、蒲田あたりに多い低所得者層はまだまだ歩きタバコやポイ捨てをやめない。

なぜやめないかというと、自分が他人にどういう目で見られているかを想像する能力がないからで、つまり彼らは無能力ゆえに低所得を強いられているというわけだ。

息子が通う保育園の親の中にも、あいさつできない、いい年こいて自分のことを名前で呼ぶ、園を出るなりタバコを吸うという三重苦の精神障害者がいる。
連れている子供の頭に「2008」という剃りこみが入っていた。
なるほど新年だしね、おめでたい頭だね。悪い意味で。

妻の勤務先が近いという理由のみで住んでいるけれど、できれば僕はもう少し知能の高い人間が集まる地域に引っ越したいんです。
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2007年12月25日

年末のATMについて

今日、現金の持ち合わせが少ないことに気づいてたまたまATMに寄ったんですよ。
そしたら年末で、連休後ってこともあって、ものすごい混んでて。

まあ混んでるのは仕方ないとしても、3つしかないATMに、ババアが2人、ジジイが1人陣取ってからというもの、ピタリと列が動かなくなっちゃった。
自分の番が来てから、はじめてカバンをごそごそやって、中から通帳やら老眼鏡を取り出してる。
そんなものは列に並んでる段階で準備しておくもんでしょうが。
僕はこういう運だけは本当にないんです。
ちょうど、次が僕の番なんです。そこからもうまったく動かないんです。

しかも、ジジババどもは振込先がたくさんあるらしくて、1件終わったらまたカバンをごそごそやって、別の通帳を取り出してたりするわけです。
僕が並びはじめたときに5人くらいだった列は、振り返ると数十人になっちゃってる。
なんで僕の貴重な人生をこういう人たちに削り取られなくちゃいけないのか。
オセロを軽く1試合できるくらいは待ちましたからね。
ひどいもんです。

あのね。そもそもの話をしますけれども。
現金引き出しや通帳記入ならわかりますよ。
僕が言いたいのは、なんで振込にインターネットバンキングを使わないの?ってことなんですよ。
もうね、21世紀にもなって振込にATM使ってる人間はみんなバカです。全員死ねばいいと思います。
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2007年12月20日

駐車監視員の仕事の効率について

ほとんどの交通違反は回転の速さと少しの法知識があれば容易に言い逃れることが可能だが、取り締まりを終えた駐車違反にかぎれば、現行法上、逃げ切るのはなかなか難しいと言っていい。

ご存知のとおり、素直に出頭して反則金を納めるよりも、出頭せずに放置違反金を支払うほうが免許が無傷で済んでお得というおかしな制度なのだが、放置違反金は行政制裁金であるがゆえにその成否について司法の判断を仰ぐことができず、支払わないと次回の車検を拒否される。
そのため免取・収監上等のアウトローでもないかぎりバックレは許されない。

そのぶん取り締まりの手順は以前よりも厳格になり、ステッカーを貼られるまでに10分程度の時間を要するようになった。
つまりコンビニでささっと買い物する程度なら、駐車監視員の目前で堂々と駐車違反してもOKというわけだ。
この頭の悪い制度によって僕はずいぶん助けられている。

重点取締区域で駐車監視員が取り締まりを開始するのを僕は何度か目撃しているが、すべて実際にステッカーを貼る前に運転者が帰ってきてしまった。
そりゃそうだ。重点取締区域で10分以上も駐車するアホなんてそうめったにいるもんじゃない。

ところが今日、僕の住むマンションの前に古いグレーのレガシィが停まっており、2人の駐車監視員が取り締まりを開始していた。
ここは交通量も多くなく、もちろん重点取締区域でもない。
駐車監視員が来るとすれば、長時間の放置車両に対する通報があったからに違いない。
レガシィの外装は土ぼこりで汚れ、車内は工具類や生活用具が散乱。運転者はブルーカラーだ。
遵法意識が低く、マナーの悪い喫煙者で、背が低く、日焼けした肌に無精ひげを生やしている――クルマを見ただけで顔つきや身なりまで想像できた。
状況から考えて、今回はおそらく取り締まりに成功するだろう。
僕は駐車監視員に話しかけてみた。
「取り締まりの途中で運転者が帰ってきたら中止ですよね」
1人は僕を一瞥したあとそっぽを向いたが、もう1人が「そうですね」と答えた。
「最後までいけるのは何割くらいですか?」
「さあ、場合にもよるけど、10回に1回くらいかな」
僕はさらに質問しようとしたけれど、もう1人の監視員が明らかに邪魔そうな顔をしたので諦めた。

やはり相当に効率が悪い。
頭の悪い人による、頭の悪い人のための、頭の悪い法律。
僕は缶コーヒーを買ってきて近くの植え込みに座り、取り締まりの一部始終をながめた。

ゆうに10分以上経過したが、予想どおり運転者が帰ってくることはなかった。
僕に見られてることを意識してか、駐車監視員は大げさに「よしっ」と声を上げ、たたきつけるようにステッカーを貼って去っていった。

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2007年11月30日

秘密の暴露

知り合いの女性があるレストランで偶然、石田純一に会ったという。

「ショックだったの」と彼女は言った。「だって靴下履いてたんだもん」
彼女がそれを本人に指摘すると石田氏は「ナイショだからね」と、はにかみながら言ったということだ。

さて。
僕個人としては彼が冬場に、テレビカメラのないところで靴下を履くのは当然だと思うし、そんなことはどうでもいい。
問題は、彼女がどうしてナイショと言われた話を僕にしてるのかってことだ。
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2007年11月11日

沢尻、マリオ、あとワインについて

34にもなってわりとオナニーの頻度が高いこと以外はごくごくマジメに生きているおかげでうまいこと小人さんが手伝ってくれて、ありえない速度で原稿が終わってひと安心のハジメですこんばんは。

無事にDVDも観たんですが、まあ感想を書くほどの出来でもないというか。
なんかこれ1回観たことあったわ。本当に忙しいとロクなことしません。

集中しまくって脳から変な物質がいっぱい出てた体は、仕事が終わったからといって急に寝ることもできないわけで。
いくら飲んでも酔わずにもう朝です。

あ、そうそう、いま某マイナー掲示板を見てたら、沢尻エリカの話題が上がってました。

004 名無しさん (2007/11/10(土) 22:17:46 ID:tCu.XB6A)
最近CMでも見かけなくなったが、何かあったのか?
005 名無しさん (2007/11/10(土) 22:35:52 ID:itOEfnFQ)
別に
006 名無しさん (2007/11/11(日) 00:04:08 ID:boGhslwA)
特にないです


考えてみればたしかにこのネタ振りにはこれ以外のレスは存在し得ないんですが、実際ここまできれいにつながることってそうそうないと思うんです。

* * *

「マリオギャラクシー」がおもしろいです。
僕は自他ともに認めるゲーム好きだけれど、仕事じゃなければたぶんWiiなんて買わないし、マリオなんて子供っぽくてやってられないと思ってました。
でも、これは本当に素晴らしい。楽しい。気持ちいい。
Wiiのリモコンも最初はどうなんだと思っていたけれど、いまでは宮本さん疑ってすみませんでしたと土下座したい気分だ。
ゲーム好きなら「バルーンファイト」の気持ちよさと言えば伝わるかな。
少なくともここ1年くらいでは最高のゲームでした。

* * *

あと、ボジョレー・ヌーボーがそろそろ解禁ですね。
「あんなお祭り騒ぎに乗せられて、うまくもないワインをありがたがってるバカどもは本当のワイン好きじゃない」とか偉そうに言う人がいますが、実際かなりのワイン好きでありボジョレー・ヌーボーもたしなむ僕に言わせてもらえば、どうせ半端な知識しかないくせに大衆を上から目線で批評する彼らのほうがよほどワイン好きじゃないと思いますよ。
まあ、僕がいま飲んでるのは日本酒だけどね。ごくごく。
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2007年11月10日

ツ、ツタヤのバカバカ

レンタル半額セールが昨日までだったので、むりやり1本借りてきてしまった。
さすがに当日ではなく1泊2日にした。
つまり日曜朝の開店前までに返せばいい。
当然ながら現時点で原稿はまだ終わってない。
もちろん終わるまでDVDは観ない。
ついでに言えばビールも飲まない。

これは自分に課したプレッシャーというやつだ。
だから本当はこんなの書いてる場合じゃない。
もう肩がこりすぎて、飲み薬も塗り薬も効かない。
長いあいだ寝てないから視力が極端に落ちて、いつもよりPCのライトを明るくしないと画面が見えない。

これもすべてツタヤのせいです。あのブサイクな店員が。
posted by ハジメ at 03:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

ツタヤのバカバカ

ツタヤが僕の忙しい時期を狙ってレンタル半額セールをやるもんだから、明日にはすべて終わってなければならない小冊子のラフレイアウトがなかなか出来上がらず、つい1時間前にやっと終わりました。
いまから明日までに写真用意して原稿書いてってバーカバーカできるわけねーよ。

でも僕の元編集者としての読みでは本当の締め切りはおそらく日曜夕方なのでいまから寝ます。

悪いのはすべてツタヤです。
ツタヤのあのブッサイクな店員です。
では、おやすみなさい。
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2007年10月31日

ねないこだれだ

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この絵本に見覚えのある方も多いだろう。
せなけいこ先生の「ねないこだれだ」である。

僕が子供のときにも同じものが我が家にあり、たいへん恐ろしかった。
恐ろしいのに、何度も親に読んでくれと頼んだ。
9歳下の妻も、この絵本を見ると幼児時代の恐怖がよみがえるという。

そして僕らは息子にもこの絵本を買い与えてしまった。
初版は1969年。僕が生まれる前だ。
手元にあるのは2006年発行のもので、137刷となっている。
137刷。一生にそんな本が1冊でも書ければ作家としてそれ以上の成功はない。
実際、大人の目線で見ても完璧な作品だと思う。

息子は去年くらいには絵を見て楽しむ程度だったのだが、最近になって未知なる恐怖への感情が芽生え始めたらしい。
この絵本を読み出すと僕にぎゅーっとしがみついてくるようになった。

ところで「おばけ」で怯えさせるしつけには批判意見もある。
しかし少し考えればわかるように、その意見を突き詰めていけばあらゆる宗教、そして人類文化の否定につながる。
まあ泣き出すまで恐がらせるのはどうかと思うし、何事も適度にというのが僕のスタンスである。

もう少し大きくなったら、「おしいれのぼうけん」を買い与えると思う。
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これもきわめて鮮烈な記憶を持つ方が多い絵本だろう。
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2007年10月18日

バッシング

朝青龍に、沢尻エリカに、亀田ファミリーという一連の流れ。

とすると次はそろそろ細木センセイあたりの出番なんじゃないかと僕なんかは思っちゃうわけですが。
けしからんと思ったらどうぞ僕をそのチカラで呪い殺してくださいね。
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2007年10月12日

亀田の無残な負け試合を見て

・誰か亀にボクシングのルール教えてやれ。
・TBSの露骨な偏向報道が気持ち悪かった。
・亀はすねないで素直に勝者を称えたほうが男らしいし、自分も強くなれるよ。
・まだ若いけど年齢を重ねれば少しはましになるかなという期待も、親父の態度を見ると消えうせる。
・試合中につけていた僕の採点表はなんと全ラウンドがブルナーとまったく同じでした。
・1Rと12Rを亀田10にしちゃったモレッティはプロのジャッジとしてかなりまずいんじゃないか。
・で、亀はいつ切腹すんの?

以上、ざっと雑感のみ並べて仕事に戻ります。
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2007年10月11日

モスバーガーのきれいな食い方教えれ

とりあえずこれを読んでいただきたい。

続きを読む
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2007年09月24日

爆笑田中のみのラジオ放送を聞いて

以前にも触れたことがあるが、僕は非常なまでに克明な夢をしばしば見る。

ついさっきまで見てた夢では、爆笑問題の田中が2時間のラジオ放送を太田抜きでやりとげる一部始終を聴取した。
裏方スタッフの尽力もあってかなり充実した放送で、ラジオを聴いている僕は感動のあまり拍手しそうになった。

そして放送終了の直前、今回の田中の活躍ぶりをすべて見ていた太田が、締めのコメントを言うために登場する。
もちろん彼は相方の健闘を素直に称えたりはせず、田中が放送中にパナマ運河をパマナ運河と言い間違えたことなどをえんえんと指摘。
実際にそういう言い間違えはなかったので、これは言いがかりだ。
田中は「そんな言葉そもそも口にしてねえよ。日常会話であんまり出てこねえだろパナマ運河ってよ」と丁寧にツッコむ。最高だ。
ところが最後に太田が「でも今日は本当にお疲れ様でした。とっとと小型船に乗って帰ってください」と言った時点で、僕は不意に起床してしまった。

夜中にひとりで声をあげて笑っている不気味な僕がいた。

あそこは「小型タクシー」でも良かったと思うが、さらにツッコミどころの多い「小型船」をチョイスした太田のセンスに感心したい。
そして田中のツッコミを聞かずに起きてしまった僕をとても残念に思う。
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2007年09月07日

そもそもネット環境があればの話ですけど

すごい台風ですね。

六郷土手の河川敷に果樹園付きの立派な豪邸を構えてる方なんか、たぶんホームレスの中でも相当に格上の方とお見受けするんですが、あれ川が増水したら一気にアウトじゃないですか?
気になりますが見にいく勇気もありません。
ホームレスの方ってこういう日はどうしていらっしゃるんですか?
ここを見てたらぜひ詳細を教えてください。
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2007年08月31日

J.S.ミルの亡霊

青さにもいろいろな種類があると思うけれど、「音楽で食っていくから就職活動はしない」と言い放った義弟の青さときたら。

すがすがしいとか、無垢とか、純粋の青ならいい。
お前さんのはただの逃避、弱さの青。

なんにせよ、昼間から水代わりにビール飲みつつゴミくずみたいな文章書きちらして小銭めぐんでもらってる男が、身の振り方について誰かに説教する権利はないよね。

彼の青さに、自分の青さを見たような気がしてここ数日考えこまされている。

こんな人生でいいんだろうか。
あなたはいまの人生で満足ですか。
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2007年08月28日

そっちかよ!とか言える素養

こないだ友達と飲んでて。

「釣り合ってないと言えば、ゆうこりんとよゐこの濱口だよ」
「ああ、あれは釣り合ってないね」
「腹立つよな。もし芸能人じゃなかったら絶対モテない顔のくせに」
「たしかに。くそーゆうこりんめ、俺の濱口に手ぇ出しやがって!」
「……ははは」

……え、そこ笑うだけかよ。
しまいには「言うと思った」みたいな返し方をされたので、呆れ果てて帰宅した。
こんな人たちがこともあろうに「松本って最近つまんない」とか言うんだからプロも大変だろう。

なお、こういう話題をする際に関東人と関西人のノリがどうとかって語り出すのは地方出身者ばかりの東京にあっては何の意味もなさない。
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2007年08月24日

中華料理店のおかしなメニュー

僕が以前に執筆した書籍が思ったより売れて、重版が決まったお祝いに編集部に飲みに連れて行ってもらった。
もともと印税契約ではないので、本がいくら売れても僕に追加ボーナスが支払われることはない。
ただこんなふうに飲みに連れていってもらうだけだ。

はっきり言ってしまえば家でDVDでも観ながらのんびり手酌するほうがよほど楽しい。
だがこれも付き合いの一環だ。
僕は、バラエティ番組のひな壇に並んだ若手芸人みたいにその場を盛り上げるわけです。仕事ですから。

しかし、今日行った中華料理屋のメニューはひどかった。
大して多くもない飲み物メニューに、かぼすサワーとすだちサワーが並んでいた。
一般人からすればどこがどう違うんだって話だ。
前妻が大分出身で、今の妻が徳島出身である僕にしか違いがわからないんじゃないかな。
そんな人が全国にいったい何人いるんだ。

でもまあそんなことはどうでもいい。
問題はカクテルのメニューにあった「バハナミルク」だ。
ハバナではない。バハナだ。
文字を見るとメニューだろうがなんだろうがすぐに校正したくなるのは職業病だろうが、フォントが統一されてないとか見出しの格がおかしいとか言う前に、とにかくバハナとは何かということが気にかかった。
そしてそのすぐ下には「ストロベリーミルク」がある。
とするとこれは「バナナミルク」の誤記である可能性が高い。

僕はいたたまれなくなって「バハナミルク」を注文した。
すると店員が「バハナミルクですね」と確認してきた。
あくまでバハナなのか。誤記ではないというのか。

店員が持ってきた飲み物は微妙なものであった。
たしかにバナナのような香りがしなくもない。
しかしバナナというには薄すぎる。

僕は店員をつかまえて訊いてみた。
「これ、バハナミルクってなってますけど」
「はあ」
「どういう飲み物なんですか?」
すると店員はこう答えた。
「えっと、バナナの味がします」
それを聞いたら僕だって引き下がってはいられない。
「それならどうしてバナナミルクにしないんですか? ていうかバハナってなんですか?」

その質問に店員は、真顔で「さあ、わかりません」と答えた。

「えっと、つまり、きみは、バカなの?」
僕は必死にそのセリフを飲み込んだ。
この若い女店員は、自分が勤めている店のメニューのおかしな名称について、疑問をはさんだことすらないのだ。
なんと哀れな脳なのだ。
僕が店員なら、もし正しい答えを調べていなかった(そんなことはありえないが)としても、気の利いた答えを一瞬で3つくらい思いつくことができる。
しかし彼女の脳はそんな説明を思いつかないどころか、彼女の表情に取り繕いの笑顔を浮かべさせることすらできない。
それでもまだ美人なら許されただろうに、あなたときたら。

あるいは僕は、店長を呼んで、バハナとはなんなのかということについて、しっかり問い詰めるべきだったのかもしれない。
しかし、なんというか、飲み会の空気みたいなものが、それ以上食い下がることを僕に求めていなくて、僕はあいまいな笑顔を浮かべながら下を向くしかなかった。
喫煙者ならこういうときにタバコに火をつけるんだろう。

次に行った店で誰かが「アルコールの少ないカクテルはどれですか」と聞いたら、店員が「ベースになるお酒をどれだけ入れるかってだけの話なんで、どれが濃いとか薄いとかはないです」と言った。
僕はまた「えっと、つまり」から始まる言葉を飲み込まねばならなかった。
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2007年08月21日

人名としての「もわもわ」

おかしな名前が増えてきたと言われる昨今だが、60年以上も前、太平洋戦争さなかの昭和17年にもおかしな名前の男性がひとり生まれた。

彼の両親はインテリであったが少々変わり者で、当初は息子の名前を「かるた」にしようとした。
当時としては裕福で、戦中であっても毎日のようにかるたに興じていた彼らは、息子の人生にもたくさんの笑いやワクワクするような体験が詰まっているようにとの願いを込めたのだ。

ところが「かるた」という命名は当時の役所を通らなかった。
「矮小かつ具象的すぎる」というのが却下の理由であった。
当時生まれた子供の男性名でトップは「勝」、続いて「勇」「進」「勲」「功」であった時代なのだから仕方ないといえば仕方ない。

しかし両親は役所の決定にひどく腹を立てた。
この戦争が半年以上続いてしまった時点で、そしてミッドウェー海戦で大敗を喫した時点で、まともな頭の人間ならもう日本に勝ち目がないことは十分にわかっていた。
この戦争は長くもってあと2年。すぐに「勝」なんて名前のほうが時代遅れになる。

彼らの読みはほぼ当たっていたが、いずれにしても「かるた」は却下されたし、すぐに新たな名前を考えなければならなかった。
両親は一晩話し合ったあと「もわもわ」という名で提出した。「矮小で具象的な名前がダメだと言われたので、広がりを感じさせて抽象的な名前にしてみました」と役所に説明した。
さらに、駆逐した敵艦から立ちのぼる煙の姿がどうこうという、その場で適当に考えたでまかせも加えて役人を説得し、ついに「もわもわ」で役所の許可を得たのであった。

「かるたという名前を許可されなかった両親は、それ以上にばかげた名前を許可させることで、愚直な役人をあざ笑う目的があったのでしょう」神田もわもわさん(64)は快活な笑顔で語る。
「それならまだかるたのほうが良かったですか」と筆者が問うと、彼は首を振ってこう答えた。
「私本人としては普通に勇あたりにしてくれたほうが良かったです」

---------------

というエピソードは嘘のような嘘の話で、僕が昨晩、夢の中で読んだ雑誌に書かれていたくだらない記事のひとつを要約したものである。
僕はいつもこんな夢ばかり見るので、起きてすぐ、まだ覚えているうちに妻に聞かせる。
「夢でそこまで考えたら疲れるでしょう」と言われるが、こういうのは楽しいだけでまったく疲れない。

むしろそのあとに見た夢のほうが何倍も疲れた。
複雑な経緯で僕は石原良純とふたりきりで東京ディズニーランドをデートするはめになり、僕だっていやなのに彼はもっと露骨にいやがっており、僕は入場料を払おうとしない彼を押さえつけて尻ポケットの財布から強引に金を奪うのだ。
こうして簡潔に説明するだけでもどっと疲れる気がする。
夏場にエアコンをつけないで午睡するとこういう夢を見るので気をつけようという教訓だ。
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2007年07月30日

車内にて

品川駅から京急線の各駅停車に乗りこんだとき、ふと向かいの座席を見た僕は思わず「ほう」と口に出しそうになった。
7人がけの座席に6人座っていて、彼らがすべて下を向いて同じポーズでケータイをいじっていたのだ。
老若男女入り混じった構成で、左からシルバー、ガンメタリック、ホワイト、ネイビー、オレンジ、ピンクとカラーバリエーションもなかなかだ。

こうなると、ひとつ空いている席が気になって仕方ない。
僕はドアのそばに立って黒いケータイをいじっている男に念を送る。
おいお前があそこに座ればビンゴなんだ、我慢しないで座れよデブのくせに。

そこへ一人の女性客が歩いてきて、空いていた席に座った。
違う。そこはデブの席なんだって。そこに座ったらすることあるだろ。
ホラ、さあ出せよ。持ってるんだろ? 空気読め。

すると僕の念が通じたのか、女性客がバッグをごそごそやりはじめる。なんだわかってるじゃないか。ハラハラさせやがるぜ。
ところが彼女のバッグから出てきたのはデジカメだった。
僕はたぶん本当に少しガクっと肩を落としたと思う。

しかしそのあとすぐに女性客がバッグにデジカメをしまい、またもバッグをごそごそ。
お、今度こそ来るか、来るのか……来た〜〜〜ッ!
女性客が次に取り出したのはまぎれもなくイエローのケータイで、ついに僕の目の前には7色のカラーバリエーションと7つの無表情なうつむき顔がずらりと並んだのだった。

やったー、と僕は声に出さずに叫んで小さくガッツポーズをする。
ああ、誰かとこの喜びを分かち合いたい!
僕以外にこの感動的な情景に気づいている人はいないだろうか!
僕が周囲を見渡すと、なんと僕の座っているほうの席も僕以外の6人が全員ケータイをいじっていた。

ここで僕がケータイを出せば、と一瞬考えて躊躇する。
偶然を故意で汚すことに何の意味があるのか。

かくして鑑賞者たる僕に用意されたダブルビンゴの奇跡は僕自身によって阻止された。
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2007年07月13日

下手なダジャレ

ゲーム攻略本の制作オファーを2社から同時に依頼され、これまでに越えてきた修羅場を考えればどうってことはないという甘い考えで引き受け、予想通り順調に修羅場を迎えて苦しんだあげく風邪で数日寝込んで気管支炎を併発して真剣に呼吸困難な状態にまでなったけれど、締め切りをギリギリまで延ばしてもらって何度も徹夜した結果どうにか間に合う目処が立ってほっとしていたところ、ほかのライターがまったく仕事をせずに逃げてしまったことで編集者に泣きつかれてさらに担当ページを増やし、いつ終わるのかわからない仕事の渦のなかでカラオケに行きたくてウズウズしている僕ですこんにちは。

いまはDSゼルダがおもしろいですよマイハニー。
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2007年06月21日

コピペ状態

昨日の深夜、仕事をしていて腹が減ったんで近所の松屋に行ったら、いつもは客が一人もいない時間帯なのに、なんか今日はびっしり入ってる。

普段は昼飯どきの混んでる時間ですら座席1つおきくらいで座れる店なのに、そんな余裕もなくきっちり埋まってたからね。

よく見ると牛めし50円引きとか書いてあるんです。
50円引きくらいで普段行きもしない松屋に殺到って、ああなるほど「どんだけ〜」ってこういうときに使うのかと。
お前ら俺にそれを言わせたくてやってるのかと。

で、あとから入ってきたオッサンが得意げに「つゆだくで」とか言ってるんです。
ここでもうブチ切れですよ。「お前は古いコピペか」と。
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