2010年07月09日

湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳

表題のとおり、非常に長いタイトルのゲームをプレイした。

合う人と合わない人があると思うが、僕にはまるで合わなかった。
そもそも推理アドベンチャーに見えてまったく推理するパートがなく、1ミリもおもしろくない掛け合いをえんえんと見せられるだけの作業であり、これをゲームと呼ぶかどうかははなはだ疑問だ。
最後には「この中にいる誰かが真犯人だ!」という一見すると推理モノっぽい展開になるが、肝心の犯人を指摘するのが主人公ではないため、プレイヤーは最後までただただ物語を読み進めるだけである。
しかもその犯人当ての根拠は、状況証拠から構築した推理などではなく、単に犯行を目撃したからというあまりに元も子もないものであり、だったら最初から言えよなどとツッコむ気力すら残らない。
ゲーム内で殺人が一切起こらないというのもミステリファンとしては許しがたい(より正確に言えば起こるには起こるが、10年以上も前の殺人であり、とある人物の口から告白として描写されるのみである)。

唯一ともいえるセールスポイントは、実写を使って実在の観光地を巡るという点である。
旅館や店舗も実在の場所が使われているため観光ガイドという使い方もできるわけだが、それゆえに殺人描写がなくなったのだというオトナの事情を思うとデメリットのほうが大きい気もする。
登場人物も実写であるが、全員が失礼ながら素人に毛が生えたレベルの無名役者たちなので、そのルックスや演技についてここで酷評するのもためらわれる。
ためらわれるが、アイメイクだけバッチリで丸顔ブタ鼻シャクレの彼女が、モデル役として美人を装ってることだけはどうしても我慢ならなかったので書くつもりはないが書いてしまったすまんすまん。

ちなみに(蛇足)
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2009年10月24日

アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団

近年プレイした中で最も優れたゲームだった。

粗いところもたくさんあるが、とにかく映像がきれいなことと、ストーリーが単純明快なのが素晴らしかった。
PS3持っててこれ買わないのはありえないですよ。
超オススメ。

開発が何年もかかってるわりにFF13がまったくおもしろそうに見えない現在、早くTRICOを出さないと和ゲーは本当に滅びてしまう。
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2009年09月16日

スローンとマクヘールの謎の物語2

前作ともどもそこそこ楽しめたのだが、
いちおう論理思考系のゲームであるはずのところ
今作では明らかに出題者の論理破綻が目立った。

以下ネタバレを含むのでOKな方のみ続きをどうぞ。

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posted by ハジメ at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

コール・オブ・ファレス 血の絆

知る人ぞ知る西部劇FPS。
XBOX360専用ソフトだった前作は評判が悪かったが、今作はPS3でも出るし、前作に寄せられた不満点をかなり解消したというので買ってみた。

西部のリアルな風景、ハードボイルドなシナリオ。
無骨さと繊細さを併せ持った演出。
一本の良質な映画を観るようだった。
特に演出面では、日本のゲームはもはや追いつけないくらいの差をつけられてしまった。

ただし僕も男兄弟を持つ身として言っておくと、たかが女にそそのかされたくらいで兄弟を売るような真似は絶対にしない。
まして「女と馬の扱い方は同じだ。言うことを聞くよう命令すればいい」なんてセリフが飛び出す時代の話だ。
あれだけ強くてかっこいいマッコール兄弟が娼婦崩れの女に振り回されなくても良かったと思う。
それだけにラストの展開は予想外だった。

お話だけでも買う価値はあるのだけれど、システム面でも優れたところがいくつもあった。
特に、兄弟でドアを蹴破ると同時に室内の敵に向けて乱射する演出。
あそこはもう何度やってもテンション上がる。

FPSと言えばCoD4も優れたゲームだけれど、BGMやセリフ回しのセンス、背景の雄大さなど、本作ならではのセールスポイントも多い。
思わぬ掘り出しものだった。
イージーでプレイすれば難易度も高くないので、映画ファンならマストバイの一品。
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2009年08月03日

ドラゴンクエスト9

津川雅彦御大のブログが熱い、などといろいろ書きたいことはあるものの、多忙にかまけてなかなか書けない状況。
そんななか、ドラクエ9の感想だけはいちおう早めに書いておかねばならないかな。

現在いちおうエンディングまでは見まして、あとは中古流出防止のために用意されたクエストをちくちくと進めているところ。

とりあえずこれが制作に5年もかかる内容かと問われれば、首がねじ切れんばかりに横に振らねばならないが、ではamazonのレビューで最も割合の多い星1つレベルのゲームかと問われればこれも違う。
個人で勝手に持っていた期待の高さを裏切られたからといって減点理由にしちゃいかんですよ。

本筋のお話はたいしたことないんですが、訪れる街それぞれに用意されたシナリオが一貫して死をテーマにしており、さまざまな人間の死に様をひたすら描く内容になっている。
何のために死ぬか、何を遺して死ぬか。
今回そこに気づけるかどうかが、僕がよく言う「評価者としての資質」の分岐点になりうる。
いわゆる「ありがちなお話」とはあえて外した流れも散見でき、そこは評価していい部分だと思う。

単に「売れている」「成功している」というだけでケチをつけたくなる人種というのがこの世には少なくない割合で存在していて、泥沼の中から周囲の誰かが抜け駆けしないように互いを監視しあっている。
日本で成功するということは彼らとの戦いでもあるわけだけれど、実は彼らには味オンチという共通点があるので見分けやすい。
味オンチには近づくな、と僕がよく言うのはそのためである。
ドラクエの話だったはずですが。
えっと、おわります。
posted by ハジメ at 02:35| Comment(0) | TrackBack(1) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

428 〜封鎖された渋谷で〜

サウンドノベラーの間でコアな人気を誇る『街』の続編。
今更ながらクリアしました。

タイトルを『街2』にしなかった理由はぶっちゃけ大人の事情以外のナニモノでもないのだけれど、渋谷を舞台にした実写群像劇という点で完全に共通していて、ファンならけっこう楽しめたんじゃないかと思う。

しかし実のところ僕はそれほど『街』が好きではない。
ゲームとはいえ(とゲームを低く見る風潮がかえって彼らを甘んじさせているのだろうけれど)あまりに各物語のクオリティが低すぎて、特に日曜日シナリオの破綻ぶりに比べたら、僕が毎晩見ている夢のほうがよほど整合性が取れている。
500円も出せば稀代の文豪が書いた文庫本を買える時代に、何が悲しくてその10倍ものお金をかけてこんな駄文を読まされなければならんのだと怒りを感じるシーンすらあったが、小説にはないザッピングというシステムのアイデア勝利という部分もあっただろう。
ザッピング自体はもっと前からあったが、いちおう本格的なお話として成立させたのは『街』が初めてと言えるのではないかな。

まあともかくそういう作品の続編ということで多少身構える部分もあったわけだけれど、やってみればシナリオはこなれていたし、演出もわりとしっかりしていたし、BGMも前作とは比較にならない本格的なつくり。
もはやザッピングというだけでは売りにならない時代だけに、クオリティを高めることで完成度を上げてきた。
あいかわらずなB級テイストは随所にあったものの、セガゲー特有の「ダサさ」はだいぶ軽減されており、不覚にも涙するシーンまであった。
クリア後に出てくる鈴音シナリオなんて、ベタながらも我孫子武丸の圧倒的な筆致によって無理矢理泣かされてしまう。
そして微妙な顔ぶりばかりの前作に比べて本作では顔のいい役者ぞろい。
http://chun.sega.jp/428/chara/
最初は微妙だと思えた御法川実もかなりのハマり役。
進めていくとイイ男に見えてくる。

僕の昔の後輩をもうちょっと美人にした感じの上木彩矢というアーティストが主題歌を担当していて、曲自体もまあ悪くないと思ったけれど、ゲーム内でやたらしつこくプッシュされてるのが鼻につくかな。
街の看板やら大型モニタやら、背景に出てくるのはまだガマンするとしても、大沢が彼女のファンって設定は明らかに不自然というか気持ち悪い。
posted by ハジメ at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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